先行作のチェック

ボツ手順の2手目を4筋着手にはできないので詰パラ#179の余詰順にはならないことに気付きましたが、以下の記事は先行作のチェック方法を紹介した記事なのでこのまま残しておきます。

内容に不備があったことをお詫びいたします。(2018/9/25)

 

今日、あるテーマで作図していて、とどめが46歩の作品を作ったのですが、先行作チェックの結果、ボツになりました。

ボツ作品の手順
▲76歩、△34歩、▲22角不成、△42玉、▲31角不成、△33玉、
▲58角、△24玉、▲42角不成、△14玉、▲46歩


私はエクセルのシートに過去作品のタイトル、作者、時期、条件、手順を1作品1行でまとめている。
2017/4月号から詰パラの購読者となるに際して、詰パラの推理将棋の4ページからそれらの情報を転記するために過去8年分くらいのバックナンバーを一気に購入した。(推理将棋が始まったころの2年分はネットオークションに出品されていたものを落札できていたが、その後の出品が無かったのでバックナンバーを定価で購入するしかなかった)

ということで、11手目が46歩の先行作があるかを調べたところ、

奥野眞さんの詰パラ#179 2013/3
・11手目46歩で詰み

・2手目は4筋の着手
という作品がありました。作図した手順とは詰み上がりが異なるので、この詰パラ#179の余詰手順を見つけたことになります。
2013/5月号での結果稿を確認したところ、46歩が空き王手だとすると玉位置が14とか84なので空き王手ではなく直接王手との解説になっていました。
解答募集期間中には余詰解を解答した人が居なかったということだろう。


また、mixiの「推理将棋(隣の将棋)」で「109番 手数+2条件」の11手5番にへっぽこさんの
・11手で詰んだ

・不成り3回

・とどめは46歩
があり、この手順はボツ作品と同じだと思われる。(解いていないし、mixiでは解答の掲載がないが)
元記事は[246]が 2009年09月21日 19:35 に投稿されていて、「駒成りなし」の条件だと余詰があったので「不成3回」に修正する旨が[247]で投稿されていました。
この時の余詰指摘された手順は詰パラ#179と同じ手順なのでしょう。
とどめが46歩なのは、これらの詰み上がりしかないので。

時系列から言えば、このmixi投稿の作品を既に解いていた人が2013/3月号の詰パラ推理将棋の作品を見ていたら余詰に気付いたのかもしれない。

 

という私はどうかというと、自作も3ヶ月経つと手順を忘れてしまう。投稿作が入選して掲載されるころには、作者としてではなく解図者として参加する羽目になっている。

3年半も経過した後で、しかも他所での投稿作までチェックするのは、投稿者や担当にも酷な話だろう。