創作の話

WFP作品展107-1の解答が出ました。解答者ゼロを目指しましたが、結果は推理将棋の常連解答者全員正解に終わったけど、中段玉を読んでいただいたようなので作品の狙い通りで満足してます。

107-1は条件は違うけどこのブログの24番「同地点の同2回」と最終手が異なるだけの類似作です。ブログ作品を創作した時、『条件が違えば別作品』の例として全く同じ手順の2作にしようかと思ったのですが、ブログとWFPに分けたというのが実情でした。意図せずに先行作と同手順の作品を作ってしまうことは多々ありますが、今回は意識的に作りました。先行作は調べた範囲では無かったのも幸いしています。

 

先日『詰パラ#375について』にコメント追加した内容と重複しますが、コメントしてもブログの表示順は更新されないのでここにも書いておきます。

86飛成までと85飛成までの2作は同時投稿の姉妹作だと詰パラ2月号でコメントが載ってました。創作時はその辺りでの詰み手順を余詰チェックも兼ねて読むので、このような姉妹作が生まれることもあります。(他の作者の作品の研究が元になると派生作)

好条件の狙い目は、端や隅で詰むものや対局者の片方に複数手が余るもので手数消化の為の複数手を組み込めるものでしょうか。2017年の年賀推理(おもちゃ箱109-3)では年賀条件として29地点の着手を強要しています。歩を突いて、桂を跳ねてからでないと出来ない手なのですが、この手を指させることによって25歩がある余詰を回避しています。

端や隅が狙い目と言っても手数が増えると余詰むので難しいところです。

あとは極端に駒を制限したり。でも、玉と歩だけで作ってしまうとそこからの発展がないのが困るけど。次は初手以外の先手は桂だけとか?無理かな。

 

支離滅裂になって来たのでこの辺で。