詰パラ#375について

会話
「昨日の対局はどうだった?」
「12手目の86飛成で詰めたよ」

条件
・12手目の86飛成で詰み

解答
▲68玉、△34歩、▲78玉、△77角不成、▲68飛、△同角不成、
▲86歩、△98飛、▲87玉、△88飛不成、▲96玉、△86飛成


拙作のこの詰パラ#375が予想に反して好評だった。
実際のところ作者としては、1条件になっているところだけが取り柄かと思っていたのだが...。(最終手が明かされていて、詰み形も見え見え)
というのも、作図は96玉なら86の龍や馬で詰む形があるというところからの逆算だったので、飛の打ち場所の98は発見というよりもここしか打つ場所がないので当然の1手だった。86で成るために使いもしない角を取るという無駄手に近い手を指す必要があった(2手伸びてしまって残念)のも自己評価が低くなる要因。
先手の飛を取るまでに3手、飛打ちから86飛成まで最短で3手の後手の後半手順が先に確定していた。先手の86歩の協力が必要だが、うまく行けば12手詰になるのではないかと思い、飛の取り場所と先手の手順は後から考えた。
▲86歩を指すのだから、玉が96へ行くには87経由も見えていた。心踊ったのは87玉のタイミングがあつらえたように決まったのと飛を取った△68同角不成がうまい具合に龍の紐になっているのが分かった時でした。(68の角を紐に使おうなんてことはそもそも考えていなかった。とにかく96の玉を86の龍か馬で詰めようとしか考えていなかったので)

ちなみに、最終手を86角成とすると、98飛、88飛不成の2手の代わりに、84歩、85歩と突いて馬の紐にする余詰があります。と言うより、86角成なら10手詰ですね。

 

隅とか端とかで詰む形だと条件を少なくできる可能性があると思います。または、手数が掛かる手を含んでいるとか。

 

解説して振り返ると、いろんなラッキーの塊だったと言えそうです。