52地点での同の着手

会話
「駒成りなしの11手で詰んだらしいね」
「相手が52へ着手した角をすぐに銀で取ったよ」

 

条件
・11手で詰み
・相手が52へ着手した角をすぐに銀で取った
・駒成りなし

 

作図メモ

52地点の着手で角着手は珠にあるけど、銀着手は先手も後手も珍しいはず。そこで、どちらの銀着手なのかを隠したくなった。
先手か後手を明かして「〇〇が52へ着手した角をすぐに銀で取った」だと「駒成りなし」が不要で1条件になる。
もちろん、「同銀(棋譜表記)で52の角を取った」だと後手、「同銀不成で52の角を取った」だと同銀は先手であることが判明する。
「同銀の手で角を取った」では、同銀が棋譜表記なのか着手説明なのかがはっきりしない。
1条件よりも難しさをとる場合に、先手の着手なのか後手の着手なのかを隠しつつ、明確に棋譜表記のことではないことを解図者へ正しく伝える必要がある。

先後を隠すことの他に、駒種も隠したいところだったが「大駒」では52の飛を即銀で取る余詰があってダメになった。せめて「角」で確定して欲しかったが、先後が逆で駒成がある手順が見つかったので、駒成りなしの条件追加が必要になった。

 

ヒント

棋譜は52同銀。つまり後手の着手です。

駒成りなしなので先手は52へ打つ角の入手が必須です。

解答

 

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